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執筆者の写真Chieko Tsukamoto

そのひと支援研究所のミッション




先日、地域連携や病院、介護や福祉の関係者の集まる会に参加しました。


先日、私がこの研究所についてfacebookにアップしたことについてとても興味を持ってくださっている人とお話ができました。


私が研究所を設立した理由のひとつは、素晴らしい支援と属人性を切り離すための概念化、だという話をしました。


それを紐解きましょう。


花子ケアマネさんのおかげでいいケアプランになって、よかったーは、ありますが、花子さんの何がよかったかは、明確に共有されないまま終わることはおおく、花子さんがいなくなったら支援がなんか変わってしまい、満足度を含むクオリティが落ちてしまうことってありませんか?  ということをできるかぎり無くしたい、ということです。


春。新年度。部署移動で、この人がリーダーシップを発揮していたら他職種連携がうまく取れ、意思決定支援もみんなで支え合ったけどなぁ、とか。

すべて、属人性に頼りがちなことから生まれるのではないか、と思っています。


わたしは、関わりの中で、あなたでよかった、と言われるたびに、それを概念化しなければと思ってきたのです。

プロとしては、褒められて、自分のやりがいが満たされて終わりではいけないなあと思ってきましたし、これからもその属人に縛られていることをなんとかしたいと思いました。


そのためにアカデミアに繋ぎ、またそのような支援をシェアできる場作りや、発信のお手伝いをできたらと思っています。


ミッションは、

1)そのひと支援は、素晴らしいメンバーときちんとその概念と手法を学問化します。

2)そのひと支援を知るための対話の場づくり

  →素晴らしい支援事例をシェアする場作りを、提案、運営します。

   ワークショップ、研修は、オンライン、オフラインでも。

3)人生の岐路に、あなたのコンシェルジュを。(市民と医療職の情報格差を無くしたい。)

  →ケアマネジャー、地域連携室で培った意思決定支援のノウハウをいかし、

   人生の分岐点に立った人の意思決定をサポートをします。

   いまや、病気や介護の場では、個別性や多様性を理由に家族や本人に選択肢を

   委ねられます。ですが一般市民にはハードルの高いこと。

   それは、医療介護の専門職と市民では情報格差があるからです。

   家族の迷いの本質を共に考え、考える方向性や手立てをお手伝いします。

   

さて、何かフィールして、一緒に考えたいという方はお声掛けくださいね。

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