
「そのひと支援」とは
支えるひとが
想いの本質を知る力を磨き、
支えられる人が
自分の想いに触れ、
その生涯を生き切るための
全ての工夫と手立てのこと
「そのひと支援研究所」立ち上げた想い
私は看護師で す
看護師になった頃、「意思決定支援」や「グリーフケア」などの言葉は知りませんでした。
判断材料は、診断と治療内容。医療職に委ねられることが多くありました。
その過程を勇気づけ、支えることが看護だと教えられました。
患者になった途端・・・
そう呼ばれた途端、
そのひとらしさや、それこそ人権すら
奪われていくような感じがとても違和感がありました。
ガラス張りで見つめられる患者。
そして、そこに意義を唱えることが憚られる雰囲気もありました。
「その人の安全を守るために」「治療のために」。
意思決定支援
現在、意思決定支援が多く叫ばれ、治療も選べるようになっています。しかし、医療現場は、長年のトップダウンとヒエラルキーと安全重視でこう着状態だったり、
極端に、「意思決定支援している”風”の」関わりで簡単に結論づけてしまう傾向にも怖さを感じています。
延命か、自然死か
在宅退院か、施設か、転院か。
それだけを決めることが目的になっていないでしょうか?
本当の意思決定支援って
本当の意思決定支援とは、、、、、
本質に気づく、観察力や、配慮や信頼を気づくための対話や、、、
支援する側と支えられる側が「発掘」していくような丁寧な概念化や気づきが
必要なんだろうなと思うからです。
その丁寧なプロセスは、
退院支援の現場や、外来、
在宅療養中の方々や家族、どこでも必要ですが、
十分にできる支援者はどれだけいるのだろうかと思っています。
クレームやハラスメント
クレームや、ハラスメント、も、
「相手の想いの本質を知る」ための
「前提条件」が足りないのです。
クレームに耐えるだけの職員から
相手を理解し、
相手の想いをみえる化し、
関係性を構築できる人を増やすには
どうしたらいいのか。
そう考えると、
"一見困ったひと”に対して
今見えている景色と全然違う側面が
あるのではないかと思います。
しかし支援する側も心身ともに疲れたり、
理解してもらえない気持ちで傷ついています。
そうすると、理解しなければ、とする気持ちが自分を痛めつけることになるのです。
このような想いから
こういった思いから、
支援される側の本質を見抜く実力をつけ、
正解ではなくても、その時の最適解を見出し、寄り添っていく能力を
身につけること、
支援する側が、健康で、健全な心を持ち続ける仕組みを作ることが
本当に必要だと思っています。
支える側も、いずれ支えられる側になります。
これは、喫緊の課題だと思っています。
その思いを「そのひと支援」という形に集結させています。