人生の節目
- Chieko Tsukamoto

- 7月30日
- 読了時間: 3分
もうすぐ還暦を迎えます。 早いなあとつくづく思います。 還暦はなぜ赤いちゃんちゃんこを着るか。 干支が一巡して、生まれた時に帰るとされ、生まれ変わる時に
魔除け・厄除けの意味のある赤色と、赤ちゃんが産着として着るちゃんちゃんこが
動きが良いので、という意味があると教えてもらいました。
最近、大切に思う周りの人のことをよく考えます。
この人、どこで出会ったかしら。あ〜こんなことしていただいたなと言う感謝。
あ〜、あのかた、こう言わざるを得なかったけれど、理解していただけなかったな、元気でいらしたら嬉しいなとかの後悔。
そんな中でも長く、大切にお付き合いしてきたお友達から、赤の水引の技術で編み上げられた素敵なブレスレットをいただきました。恐縮です。でもとってもとっても嬉しい。 いつも謙虚で、自分軸だけど相手を尊重し、気の置けない友達。
踏み込まないけれど、寄り添ってもくれる。 尊敬できる友達です。
お互い元気でいようね、と言ってくれました。
人生の節目を噛み締めながら、今まで以上に、自分を大切にし、
大切な人々のために丁寧に暮らしたいと思いました。

退院支援の部門にいると、 ”あ〜このひと、これだけのスペックがあるのに、人生の節目を
意識していなかったから、今大変なんだな〜”と
気の毒になることがあります。
おかげさまで、いろんな方の人生のごく一部に触れさせていただいているので、
自分はどうするのがいいのか、を
考えるきっかけをたくさんいただいているかもしれません。
たとえば、定年後の生活を見据えていないため、その後の生活設計が大変になってしまうケース。
お元気なら、まだ、FPさんに相談するとか、いろんな方法があると思いますが、
意外に、大体が、ご本人が病気で色々と動きにくくなってから発覚するのですよね。
年金額が月に15万円。2ヶ月に一度30万くらいもらえちゃうから、大丈夫って思っちゃう。でも、月に15万円。なのに、以前から住んでいるお家賃8万円で生活している。
「なんとかなっていた」と目の前のキャッシュフローだけで生活されていたと言います。
健康ならばまだ、良いでしょう。余暇を楽しむために、シニアのバイトなんかもできたら余裕もあるかもしれません。
ところが病は忘れた頃にやってくる。
預貯金もそんなにない。医療保険も60歳で払い終わって保証がない、と言うことも多く。
入退院を繰り返しながら、医療費の負担もまだまだ高いからあっという間に赤字です。
最近多いのが、その状態で頼るべき家族もいない。
「一人で誰にも迷惑かけず、ポックリ」
なんて今やロケットを飛ばすより難しいことなのかも。
簡単に施設に入る、と言いますが、何も医療処置がなくても、月にざっと15万〜20万円はかかります。(居住費、食費、その他医療費、介護保険料、もろもろ)
どこかで、振り返って少し先を考える時間があったらよかったのになあ。
その時に話し合える人がいたらよかったのになあ、と思います。
地域医療連携室は、土壇場になったときにしか出会えないことが多いです。
治療に専念したいのに、それができない。
3年くらい、その人の人生を巻き戻したくなることがいっぱい。
お金の問題は、実は、これから自分がどうして生きていきたいか、に直結していると思います。毎月・毎日「なんとかなった」では、難しい、「普通の暮らし」。
人生の棚卸しは、ぜひしたほうがいいのかもしれないな、とつくづく思います。



誕生日おめでとうございます!
ブログ拝見しました。
紹介業している私のところにも本当に土壇場になってから無茶な条件をもとに相談してくる方が多いです。時間がなかったり、焦るとロクな判断をしかねませんし、視野は確実に狭くなります。周辺の環境を整えれば老人ホームに無理に入らなくても良いのでは?と何度お話したことか・・。紹介会社が老人ホームに入らなくても・・の提案をするのは矛盾しており、おかげで売り上げが上がらず、介護のバイトの頻度の方が増えています笑
塚本さんのお話は拝見していて本当に合点のいくことばかりです。
これからもブログ楽しみにしています。
がんちゃんより